INTERVIEW

No.06

株式会社丸和住宅KATSUNORI OMORI

ノティオの的確な提案力と優れたクリエイティブが、転換期の丸和住宅にマッチしました。

会社概要
株式会社丸和住宅
代表取締役 大森 克則
本社 栃木県栃木市箱森町37番49号
TEL 0282-24-5777
1975年4月の設立以来、木造建築にこだわり、心を込めた家づくりを45年以上にわたり行ってきた丸和住宅様。栃木で分譲地数500箇所、4500棟以上の実績があり、この街で暮らす人々とともに喜びをわかち合うためにそしてより良い街づくり・家づくりを目指しておられます。
https://maruwa-net.jp/
代表取締役 大森さんの経歴

1996年、20歳で父親が経営する丸和住宅に入社。支店の立ち上げ、営業部長を経て27歳で3代目代表取締役に就任。その後、企画住宅のリリースや、大型分譲地の開発、M&Aや事業提携など、挑戦を繰り返す。現在、栃木市でシェア20%の地位を確立。

ノティオと出会った当時の御社の状況と、弊社の第一印象をお聞かせください。
ノティオとの出会いは、2015年頃になります。当時は、会社のすべての広告物を地元の広告制作会社に依頼していました。でも、その会社は住宅専門ではありません。だから、チラシをつくってもらっても、なにか物足りなさを感じていました。そこで、スタッフに「住宅系を専門でやっている会社を探して」とお願いしていたんです。ちょうどそんなタイミングで、ノティオからDMが届いて、連絡をしたのが出会いですね。さらに偶然なのですが、同時期にリクシルの担当者の方から「住宅を専門に手がけている会社がある」と聞いていました。後から分かったのですが、それも実はノティオだったんです(笑)
住宅関連を専門にしているパートナーを探していた理由は、私たちが伝えたいことや、その見せ方を、よりよいカタチで具現化してほしかったから。当時は、こちらからオーダーするばかりで、提案をいただくことが少なかったんです。それが続くうちに「ちゃんとお客さまに伝えられているのか」と疑問に思いはじめていました。そんな中で、ノティオとの打ち合わせを迎えます。そして最初は、チラシやパンフレットなどをお願いしたんですよ。そしたら、的を得た提案をどんどん持ってきてくれました。初めて他社の制作事例を拝見したときの印象は「いいものをつくっているな!」ということ。まぁ、値段も安くはなかったですけどね(笑)。その金額相応の価値は、たしかにあったと思います。
ノティオとのプロジェクトで、印象に残っているものをお聞かせください。
グループ会社である株式会社第一住宅のブランディングとWEBサイトのリニューアルは、印象に残っています。別のコンサルティング会社も入っていたので、ノティオには制作の部分をお願いしました。会社の軸となる考え方や価値などは、別会社とつくったものでしたが、それをWEBサイトに、しっかりと落とし込んでくれたんですよね。そのときに感じたのは、コンセプトを立てたり、キャッチコピーにしたりするのが抜群に上手いということ。私たちだけでやっていては思いつかないようなご提案をいただけたので、すごく感心しましたし、ありがたかったですね。それ以降も、さまざまな依頼を、期待以上のクオリティで仕上げてくださるので、非常に頼もしい存在になっています。
大森さんから見て、ノティオやノティオの社員はどういった印象ですか?
丸和住宅という1クライアントに対して、会社全体が1つのチームになってプロジェクトに取り組んでくれているように感じます。分かりやすい例を上げると、営業担当の方の携帯電話ではなく、会社の代表電話にかけたとき。普通なら、「担当に確認して、折り返します」となるじゃないですか。でもノティオの場合は、必ずと言っていいほど、プロジェクトの内容や進行を把握している人が社内にいます。これは「私たちも見習わないと」と思いましたね(笑)。分野は違いますが、住宅も、営業から設計、現場、完成後のアフターメンテンスまでの一貫性が重要です。それがノティオには、すでにあるように感じますね。
そして、社員の方一人ひとりに違ったスキルがあるということも、特徴のひとつじゃないでしょうか。いわゆる画一的な営業スキルではなく、その人の個性があるんです。ご自身の得意分野を、さまざまなプロジェクトに活かしてくれています。
いわゆる「広告制作会社」でもなければ、「コンサルティング会社」でもない。その両方で高い品質を担保しているのは、そういった側面も影響しているのかもしれませんね。
ノティオにご依頼をいただくようになってから、なにか御社の中で変化はありましたか?
目に見えて変わったのは、社内に入ってくる情報量が格段に多くなったということ。やはり私たち以外にも、膨大な事例をお持ちなので、引き出しの数が圧倒的に違います。ちょっとした相談事や、「こんなことをしたい」という漠然とした依頼に対しても、課題を整理して、的確な提案にまとめてくださります。だから、一緒にお仕事をしていると「なるほど」と思うこともたくさんあるんですよ。
また、そういった状況をつくっていただいたことで、社員の意識も変わってきました。ノティオの提案は必ず、本当に目指すべき成果を見据えたもの。それは例えば「デザインがいい」というような感覚的な説明ではなく、「この目的を達成するために、こういったデザインになっている」としっかりとした理由があるということに表れています。それに慣れてくることで、社員も「ただ見栄えをよく」とか「ただたくさんの人を集める」というレベルではなくなってきました。副次的な効果として、すべての社員の意識がいい方向に変化していますね。
いくつかのプロジェクトを経て、丸和住宅さまのリブランディングを行いましたが、どういった思いから決断されましたか?
私としては、ノティオと出会った約5年前から今に至るまでを、会社としての転換期だと捉えています。というのも、丸和住宅の幹部社員は、まだ会社が小さかった頃から、私と一緒に成長してきたスタッフばかり。必然的に、営業方法や集客施策が属人的になっていきます。それをいよいよ変えていこうというタイミングだったんです。例えば以前のWEBサイトでは、私自身が全面に出ていました。それは、つまり「丸和住宅=大森克則」ということの表れだったんですよ。それを続けていたとしても、私が現役の間は、問題はないかもしれません。ただ、事業継承・継続ということを考えると、どこかで個人から組織へと変わらないといけませんでした。
当時、すでにそれまでの実績と品質から、「丸和住宅の建てた家」という建物自体には、お客様にしっかりと価値を感じていただけていたと自負しています。その上で、将来を見据えて、丸和住宅という企業のブランドも確立しておきたかったんです。そのためにも、経営理念などの根幹部分から、ノティオと一緒に見直して、発信していくことにしました。
コーポレートサイトをリニューアルしたことで、私ではなく、WEBサイトが弊社の看板になったと思います。それにより、お客さまが弊社を見る目も大きく変わったんです。創業から約半世紀を経て、ようやく企業としてのブランドが、世の中に認知されたように感じましたね。その過程があったからこそ、丸和住宅は本当の意味で、個人から組織へと変化できたと思います。
最後に今後の展望をお聞かせください。
地元・栃木密着の住宅会社として、住まいと暮らしのことは、どんな些細なことでも丸和住宅にご相談いただきたい。そのために、今の時代のニーズに合った事業を着実に成長させていきたいと思っています。最終的には、1つ1つの事業とグループ会社に、私以外の責任者がいて、お客さまの期待にお応えできる状態にしたいと考えているんです。最近の実感として、「丸和住宅」という大きな冠がついていれば、安心してご来場いただけたり、ご相談いただけたりするようになりました。そういった丸和住宅ブランドを、今後よりいっそう定着できるようにしたいですね。
個人的には、どれだけ組織として成長していったとしても、私が社長に就任してから20年弱つづけている、お施主様へのお手紙だけは、継続していきます。会社が大きくなったとしても、私がお客さまとの接点をなくすことはありません。
一方で、コロナウイルスでの混乱を経験した今、会社としてのあり方は模索しています。住宅業界の傾向でいうと、広いエリアを手がけてきたビルダーたちが、自分たちが一番強みを活かせる地元に戻っていっているんです。これまでは弊社も、数十年に渡って成長をつづけていました。でも、アフターコロナの時代では、闇雲にエリア拡大を目指すのではなく、社員の生産性を上げて、品質を高めていくために、いろいろと試していく予定ですよ。直近では、本社を栃木駅前に移転します。20フィートのコンテナを横並びに17個つなげたんです。現在の社屋の建て替えも考えたのですが、やはり住宅会社なので、こだわりを詰め込もうとすると費用がかさむので……(笑)。ただ、結果的には非常にスマートに、必要なものが収まっているので、むしろ仕事がしやすくなったと思います。これを機に小さな変化を積み重ねながら、今後も期待にお応えできる企業としての力をつけていきたいと思います。それを実現するためにも、ノティオのノウハウとクリエイティブに期待していますよ!