2020.09.23/Wed

【代表山田のブランドマガジン】「人」こそブランディング

嫌いな人からモノは買わない

ブランディングを進めていくうえで、避けては通れない要素が「人」に関することです。どれだけ素晴らしいブランドスローガンや、ホームページができても、そこに書かれていることを実行していくのは人であり、社員です。新型コロナウイルスの影響により、オンライン上の非対面コミュニケーションが加速度的に進んでいますが、住宅という商品の特性上、一度も面談せずに契約を行うことは不可能です。そこには必ず、人を介した商談があり、コミュニケーションが発生します。どれだけ商品が気に入っても、会社の考え方に共感をしても、お客様は嫌いな人からモノは買いません。つまり最終的な購買の意思決定は、「この人が信頼できるかどうか」ということ。ブランディングの実行は人次第であると言えます。

理念に基づくエントリーマネジメント

ブランディングの実行は「人」が行うため、人材採用時の企業と求職者の判断が、その後に大きな影響を及ぼします。簡単なことではありませんが、採用の入口段階でのエントリーマネジメントが、とても大事になってきます。エントリーマネジメントとは、採用時における「入口管理」を行うことです。企業としては優秀な人材を獲得したいと考えます。また求職者は、少しでも自分の条件や価値観にあった会社で働きたいと会社選びをしています。ある求職者にとっては、とにかく給料が良いということが条件になるかもしれませんし、残業なしで労働時間が短い方がいいという人もいるでしょう。また、働きがいや社会性など、条件ではなく価値観で働く場所を探している人もいます。私は、ブランディングの実行のためには、条件よりも価値観への共感が大切だと考えています。つまりは経営理念への共感です。経営者が自社の理念を語り、その共感者を集めることがとても重要な要素となります。

採用ブランディング

皆様の会社には経営の目的と言える経営理念はありますか?それは経営者の頭の中にあるだけではなく、社内に浸透していますか?まずは新たな共感者を集めるために、経営理念の整理からはじめることをお勧めします。また、媒体に求人を掲載する前に「自社の魅力」をしっかり整理する必要があります。事業の優位性や仕事の面白さ、商品が叶える顧客の喜び、社内制度や文化、人材の魅力やオフィス環境など、伝えるべきことは多岐に渡ります。そして、その魅力を受け止める「入社してほしい人物」は誰なのかを設定します。誰に対して、何を伝えるのかが定まったら、各種媒体への出稿と、採用サイトやツールへの展開を行い、採用段階におけるブランディングを実行します。

ともに成長していく組織を

採用ブランディングを実行し、新しい社員の入社が決まったあとは、人材育成となります。会社がホームページや会社案内で伝えていることと、実際に行っていることに矛盾がなく一貫性を持たせるためには、日々現場で活動している社員の言動を、ある一定の方向に取りまとめていく必要があります。ルールがなければ組織は動きません。まずは職務ごとに仕事を定義し、求められるスキルセットをまとめていく必要があります。今回の新型コロナウイルスの影響を経て、テレワークや、ジョブ型雇用など新しい働き方の選択肢が出てきました。仕事の仕方が大きく変わろうとしている今、理念を共有する社員とともに、新しい仕事のあり方を見つけていきましょう。

いかがでしたか。定義があいまいな「ブランド」への疑問が1つ解消されたのではないでしょうか。本記事が貴社のブランディングへのヒントになれば幸いです。

 

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