2020.07.20/Mon

【代表山田のブランドマガジン】活動こそブランディング

次なる時代の武器としてのブランド

日本はいま、大きな転換期を迎えています。一番大きな要因は人口減少。2060年には8000万人まで減ると言われる日本の人口の中で、私たちのビジネスのあり方も当然ながら変化させなければいけません。人口が減れば、市場は必ず小さくなります。私は、その小さくなった市場の中で、愛され、選ばれるためのひとつの武器として「ブランド」があると考えています。

 

目に見えないブランドを見える活動に

私はブランドを、すべての住宅・不動産企業に持っていただきたいという想いで仕事をしていますが、まだまだブランドは分かりづらく、取り組みにくいお題になっているようです。その要因のひとつは、ブランドというものが目に見えないからです。目に見えないブランドはどこに存在するかというと、それは、お客様の「心の中」に存在します。お客様の心の中に形成される自社のイメージこそが、ブランドです。そして、この自社のイメージ形成のためのすべての活動を「ブランディング」と言います。

 

ブランディングは「静」ではなく「動」

ブランディングは、ロゴマークを変えたり、ホームページをかっこよくしたり、オフィスやショールームを整えたりすることだとよく思われますが、その取り組み自体は間違いではありません。ただしブランディングのすべてではありません。ブランディングはお客様の心の中に自社のイメージを形成していく活動のため、見た目の美しさを整えることはとても大切です。ただし作って終わっていては、もったいない。そこに活動があるのか、というのが一番大切な問いになります。つまりブランディングは美しく整えるだけの「静」的なものではなく、活動し続ける「動」的な取り組みなのです。

 

登る山を決めて、活動をすればブランドとなる

ではどのような活動をするのか?活動を決定するのが「ブランドアイデンティティ」と言われる中心の軸です。ユニークな会社だと思われたいのか、まじめな会社だと思われたいのか、独創的なアーティスト集団だと思われたいのかで、その活動は当然ながら変化します。まずは自社が思われたい旗印を、どんな山に立てるのかを決めることから始める必要があります。ブランディングは難しく、お金がかかるものだと思われがちですが、ここまでは経営者の意思次第です。まずは意思決定をし、その決定にむけて活動という一歩を踏み出せば、企業はいつでもブランディングをスタートさせることができるのです。

ブランドを育てていく活動

登る山を決めること、そして一歩ずつ前に足を運ぶ活動をすること。この活動をするだけで、企業は確実にブランディングが行われることになります。自社の魅力をまとめたホームページをつくる、初めてお会いするお客様に話す言葉を整える、スタッフはスーツがいいのかカジュアルがいいのか、見せる資料は何が適切か、打ち合わせスペースの机と椅子はどうするか、スリッパは?音楽は?香りは?など、自社が思われたいイメージに合わせて、すべての活動をマネジメントします。そのひとつひとつの活動が、一貫性を持って、継続的に行われることで、ブランドが育まれ、豊かなイメージを形成していくのです。

 

いかがでしたか。定義があいまいな「ブランド」への疑問が1つ解消されたのではないでしょうか。本記事が貴社のブランディングへのヒントになれば幸いです。

 

ノティオでは工務店・不動産企業のために「ブランド」への理解を深めていただくセミナーを随時開催しておりますので、ぜひ活用してみてください。

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